使う、聞く、見る言葉変えて感謝することで、価値観も人生も変わる!

コミュニケーション心理学

言葉がいかに人に影響を及ぼすかは、あまり知られていないように思います。

日常生活の中で、どれくらいプラスの言葉を使っているでしょう?

もしプラスかマイナスかの識別する機械があれば、きっとマイナスの言葉をどれくらい使い、聞き、見ているかがわかり驚く結果になると思います。

私も言葉に意識を向けてみると、結構無意識に使っています。

少し言葉の影響力について説明したいと思います。

 

 

言葉が人を作る





私たちが頭で何か考える時は、言葉を使っています。

その言葉は、1日に6万5000語を超えるそうです。

1. 発する言葉

2. 聴く言葉

3. 見る言葉

プラスの言葉を発し、プラスの言葉を聴き、プラスの言葉を見る人と、

マイナスの言葉を発し、マイナスの言葉を聴き、マイナスな言葉を見る人と、

同じような人生になるでしょうか?

 

今の自分は、過去の発した言葉、聴いた言葉、見た言葉で作りあげられているといってもいいでしょう。

 

それだけ言葉の影響を受けているのです。

 

例えば、関西に住んでいる人が関東に行ってしばらく暮らすと自然に関東弁が徐々に移って来ます。

 

話し方だけではなく、価値観や考え方も影響を受けます。

 

不平や愚痴を言う人の周りに居ると、自分も同じように不平や愚痴を言うようになるし、前向きで出来る、やれる、幸せ、楽しいと言う人の周りにいると、そんな気持ちや考え方になっていくことでしょう。

 

発する言葉、聴く言葉、見る言葉に意識を向けてみて、プラスなのかマイナスなのかを見極め、プラスに傾けることで人生は変わっていくと思っています。

 

不平、不満、悪口、愚痴、泣き言、批判、などのマイナスを言ったり、聴いたり、見たりすることから遠ざけることが出来れば、いい人生に向かう事が出来るでしょう。

 

 

とくに人の不幸が大好きで話題にする人もいるので、出来るだけ避けるようにしましょう。

 

無意識に使ってきた言葉に意識を向けてみるのも、自分を変えていける近道かもしれませんね。

 

感謝する





感謝という言葉は、〇〇感謝という言葉の略だそうです。

 

〇〇の部分にどんな言葉が入ると思いますか?

 

答えは、報恩です。

 

謝は礼の最上級を表す言葉で、報恩感謝『恩を感じた人に最高の礼をもって報いる』意味です。

 

感謝をする時に、お礼の言葉だけでなく、行動や形で表せるように心がけたいです。

 

仏教で「知恩・感恩・報恩」という言葉がありますが、

 

知恩  受けている恩を知る

感恩  恩に感謝する

報恩  恩に報いようとする

 

報恩感謝は、3つの全てを含んだ言葉なのでしょう。

 

人は生まれてから一人だけでは生きていけません!

 

多くの人の恩を受けています。

 

育ててくれた両親、着るもの食べるものも、沢山の人の労力によって恩を受けています。

 

例えば、コーヒーが飲めるのも、コーヒー豆を栽培して収穫してくれる人、運搬してくれる人、輸出入してくれる人、販売してくれる人達の恩を受けて飲めるのです。

 

今まで、そんなことを考えた事はなかったのですが、いろいろな物に対して感謝が少しずつ出来る様になりました。

 

 

先ほどのコーヒーで言うと、何気なく当たり前のように飲んでいた一杯のコーヒーも、有り難く飲めるようになりました。

 

お肉や魚を食べる時も、大切な命を奪ってお肉や魚を食べて私たちの命を生かしてもらっています。

 

 

大切な生き物の命を奪って自分は生きていられると思ったら、食べる時に感謝の気持ちが自然と出て来ます。

 

洋画で、食事をする前にお祈りのシーンをよく見かけますが、感謝しているって感じです。

 

私も食べる前は「いただきます」とは言っていたものの、感謝の気持ちがなかったと今では思えます。

 

目に見えない人達に感謝が出来れば、もちろん目の前にいて接している人にも感謝が出来ると思います。

 

恩を知って、恩を感じて、恩に報いる事を心がけていこうと思う。

 

報恩感謝をしていくと、物事の見方が変わるのが実感出来ます。

 

是非いろんなところで、行動や形に表してみて下さい。

コメント