悪い事をしてしまったと後悔する事もあるでしょう。
そんな罪悪感を持って辛い思いをしている方に、罪悪感を消すための方法で思いやりの気持ちを持つ話をしたいと思います。
罪悪感は良いことをするキッカケ
生まれて間もない赤ちゃんは、自分の欲求のままに生きているのですが、成長するにしたがって、他の人も生きている事を理解していき他人との関係を築いて行きます。
どうやって他人との関係を築いて、人のことを思いやる気持ちが育まれるのでしょう。
子供は、わがままを言うものですが、自分がわがままを言って、親が困ると自分が困らせてしまったと罪悪感を持ちます。
それはいい事なのです。
その罪悪感が思いやりに変わり、わがままも少しずつ減っていくからです。
なぜ罪悪感が思いやりに変わるのか!
自分の言動で、困らせた、悲しませた、苦しませた、怒らせたなどで罪悪感を持ちますが、悪い事をしてしまったと思って、その罪悪感は反対に良いことをするキッカケになるのです。
わがままを言って親の困った姿を見た時、自分の欲求を優先させるか、親を困らせないかの選択をしていくようになって行きます。
その親を喜ばせたいという気持ちが少しずつ増え、自分の欲求を抑えながら優しさや思いやりを増やして成長していっているのです。
ある程度成長すると、赤ちゃんのように欲求を満たす、わがままだけを言う人はいないですよね。それだけ人を思いやる気持ちが増えてるのです。
罪悪感から思いやりの心が宿る
罪悪感から思いやりと心が移る、このような話があります。
ある男性が、孫が一週間遊びに来ているので、毎日仕事帰りにケーキやクッキーなどのお土産を買って帰りました。
孫は、毎日玄関まで駆け寄ってお土産を貰って喜んでいました。
ある日、孫は男性が帰ると、いつものように玄関に駆け寄って「今日のお土産は?」と言いました。
男性が 「いつも玄関まで来てくれているのは、お土産があるからなの?」と言うと、孫は黙り込んでしまいました。
孫の心に、自分の言動が、お爺ちゃんを傷つけてしまったという罪悪感が芽生えたのでしょう。
その後、孫はお土産を食べながら、「お土産よりお爺ちゃんが大好きだよ!」
と思いやりの言葉が出てきました。
孫は自分のとった言動で、お爺ちゃんを傷つけてしまったと、自分自信が悲しみを味わい、その言葉が出てきたのでしょう。
罪悪感を持った後の行動が、思いやりに変わるということを忘れないようにしたいです。
人に対して悪いなと思う罪悪感から、沢山の思いやりが生まれるのではないでしょうか!
悪い言動をして罪悪感だけを残すのではなく、孫の話しのように、自分の痛みや苦しみを良い行動に働かせれば思いやりは増えるでしょう。
恋愛で罪悪感を持ってしまった方
もし、彼氏、彼女以外で関係をもって罪悪感を感じているなら、すぐに関係を断ち切る事です!
続ければ続けるほど、罪悪感は深まるばかりだからです。
相手に悪い事をしたと思うなら、断ち切りましょう。
自分がされて嫌な事は、相手にしない事が大切です。
しかしドキドキ感やワクワク感、一時的な幸福感の誘惑に負けてしまった時もあるでしょう。
私も過去にそんな経験をしたことがあります。
相手に申し訳なかった。悪い事をした。と後悔し罪悪感を持っていました。
相手が辛い思いをすればするほど、悲しい思いをすればするほど、罪悪感は深まります。
相手を傷つけ自分も傷つく、こんな割の合わない行動は止めるべきだと思いました。
先ほども言いましたが、基本的な考え方は、自分がされて嫌な事は、相手にもしない事です。
私は、後悔から深く反省し同じ過ちを繰り返さないと、強く心に決め行動を改めました。
その経緯から付き合う相手に、優しく接することが出来るようになったり、以前より思いやりも持てるようになりました。
自分の心の変化、行動の変化から、罪悪感は消えて行きました。
行動が変わり自分が変化することで、やった過ちは消えませんが、過去の過ちを許せるようになるのです。
これで自分を責めることもなく自己肯定感が下がることはないですね!
人を思いやる気持ちが大切です!
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