憶力がいい人悪い人、覚えのいい人悪い人の差は、いったいどこに原因があるのでしょうか?
脳の機能には、個人差はあまり無いようです。
では、何処に違いがあるのか解説していきます。
目次
記憶力がいい人、覚えがいい人の特徴
目的意識を持っている
はっきりとした目的意識をもっている。
試験にどうしても受かりたい。
プレゼンテーションをしなければならない。
友達に教えてあげたい。
このような目的を持っている人は、持っていない人より記憶に残りやすいです。
こんな例えが解りやすいかもしれません。
伝言ゲームである程度の言葉を覚えて次に伝えてください。
次に伝えたいという目的があるので、記憶力はアップします。
私は、人の話や本で役に立ちそうな話は、自分が納得することだけじゃなく、誰かに話す、伝えることを前提に(目的)聞いたり読んだりしています。
なので結構記憶に残り、すぐに話せたりします。
イメージで覚えている( 映像化)
覚えたいことを言語ではなく、イメージ(映像化)して記憶に残す方法です。
例えば童話のウサギとカメの話を言語で覚えようとはせず、ストーリーとして映像化しておくということです。
誰かに話すときは、頭の中でストーリー化したイメージを再生しながら話すと、すらすら話すことができます。
記憶力選手権で、トランプの順番を覚える上位の人の覚え方は、スペードはお父さん、ハートはお母さん、クラブは弟、ダイヤはお姉さんなどと決めて、ストーリー化して覚えるそうです。
例えば、ダイヤの7スペードの12ハートの6・・・
姉が7日にお父さんと12時に待ち合わせをして、お母さんが6時に帰宅するので・・
とストーリーとして記憶し、そのストーリーを再生して順番を言い当てているそうです。
感情が入っている
感情が入ると記憶に残りやすいのは、誰もが実体験でわかると思います。
インパクトのあることは、誰でも覚えているものです。
ビックリした、悲しかった、苦しかった、腹が立った、楽しかった、嬉しかった、美味しかったなど、感情が入った出来事は記憶されやすいのです。
覚える時は、イメージと同時に感情移入するといいでしょう。
なので感性を磨くことも大切かと思います。
人に話している 2週間以内に3回
人に話すことによって、記憶力はかなり高まります。
それは、自分の理解していないことは話せないという事と、自分が話して自分が聴いているので、アウトプットしながらインプットしているという状態なのです。
それを三回すると、ほぼ記憶に定着するということです。
良い情報、いい話は、出来るだけ人に話役立ててもらうように努めましょう。
それは、自分の為にもなるからです。
ノートなどに書き込んでいる (手書きが効果的)
ほとんどの成功者と呼ばれる人は、重要なことや、覚えていたいことをノートや手帳に書き込んでいます。
今では、携帯やパソコンに打っている人も多いと思いますが、実は手書きの方が脳に刺激を与え記憶力は4割ほどアップするそうです。
出来るだけ手書きすることをオススメします。
私も、手帳に要点をメモしていますが、携帯に打って残しているより記憶に残りやすいと実感しています。
メモをまとめる時には、パソコンを使っています。
集中力を高める
やはり集中力がなければ、覚えられないです。
集中力を高める方法で、スポーツ選手などが使っているのは、1点集中です!
何か1点に集中することで、集中力が高まります。
瞑想も集中力を高めるといいます。何か暗記しないといけない前に瞑想するのもいいかもしれません。
好きなことをしている時は、自然と集中力は高まっています。
プレッシャーがある時は、深呼吸して、何か物をじっと一点集中して見るといいでしょう。
野球のイチロー選手が、バッターボックスで1点集中している場面が浮かびませんか? あれは集中力を高める、ルーティンワークなのです。
まとめ
しっかり目的をもって、映像化、ストーリー化してアウトプットを何度もすると、効率よく記憶に残るでしょう。
私が学生の頃、試験前に兄から教えてもらった覚え方は、声に出して読み、それを書きながら聞くということでした。
書く、見る、話す、聞くを同時にすることと、2,3日中に復習するということで記憶に残りやすいということです。
効率よく記憶力をアップしてみて下さい。
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