仕草でわかる相手の心理とは?相手の本音を読み取ろう!

コミュニケーション心理学

会話をしている時に、相手の動きが気になったことはありませんか?

無意識にとる相手の動きの中に、本音が隠れている場合があります。

いろいろな部分に分けて心理を紹介します。
本音を探るヒントにしてください。

 

 

仕草から相手の心理(本音)を読み取ろう





歩き方や姿勢、表情と人の行動には、言葉と同じようにコミュニケーション機能を持っています。(非言語コミュニケーション)

非言語コミュニケーション
言葉を使わなくても、うなずくことや顔の表情で相手に自分の意思が伝わるコミュニケーションのとり方です。
非言語コミュニケーションに、多くの心理(本音)が隠れているので、注意して観察すると意外なところに気がつけるかもしれませんね。

顔の仕草からわかる心理(本音)

目の動きからわかる心理(本音)

 

目は口ほどにものを言うというように、目の動きはとても重要と言ってもいいくらいです。

 

・視線をそらす人の心理

 

あまり興味のない話題になると、自然と視線をそらしがちです。
何かを隠したい時、ごまかしたい時に見える仕草です。

 

ちなみに、ウソをつくとき男性は視線をそらし、女性は視線をそらさずじっと目を見るようです。

 

・じっと見つめる人の心理

 

じっと見つめる仕草は、相手の反応を確認したい、興味、関心がある場合です。

 

上記でも言いましたが、女性はじっと見つめながらウソをつくので要注意です。

 

・右上を見る人の心理

 

右上を見る時は、想像力を働かせている時です。

 

ウソをつく時も、想像力を働かせてない事実をつくりあげるため、右上をみる傾向にあります。

 

左脳とつながる右側を使うので、このような仕草が起こります。

 

例えば、今日の晩ご飯何食べようかと考える時、右上を見ることはないでしょうか?

 

・左上を見る人の心理

 

左上を見る時は、過去の何かを思い出そうとする時です。

 

過去の出来事をイメージする時、右脳を使い左側が反応するために起こる仕草です。

 

先週のことを思い出す時、左上を向いてしまいませんか?

 

・右下を見る人の心理

 

気持ちがいい、痛いといった体感感情を思い出す時に、右下を見るようです。

 

痛いと感じて目をつむっている時、眼球は右下をむいているそうです。

 

・左下を見る人の心理

 

自分に問いかけている時や深く考え込む時に、左下を見るようです。

 

左下を向いている時は、少し相手の答えが出るのを待つのもいいかもしれません。

 

よく左下を向く人は、内向的で思慮深い人とも言われています。

 

顔の動きからわかる心理(本音)





・眉が寄る人の心理

 

嫌な事や苦痛な時に、眉がより眉間にしわが出来ます。

 

眉が寄る仕草は、マイナス感情で拒絶している時に多く見られます。

 

ひとりでいる時には、深く考え込んでいる時と言われています。

 

・鼻が膨らむ人の心理

 

鼻が膨らむ仕草は、気持ちが高ぶり興奮状態、緊張状態の時に、呼吸が浅くなり鼻が膨らみます。

 

相手の鼻が膨らんだ時は、落ち着かせるようにしてあげるといいかもしれません。

 

・口をなめる人の心理

 

緊張している時に、口をなめる仕草をとります。

 

これは、緊張により唾液の量が減り、口が乾くからです。

 

人は、自分をリラックスさせたい時に、自分に触れる仕草をとる現われかもしれません。

 

リラックスしたい時に、自分の腕を撫ぜたり抱えたりした経験はあるのではないでしょうか?

 

・口をすぼめる人の心理

 

口をすぼめる仕草は、話に納得していない時や不服や不満と反発、抵抗している時に出る仕草です。

 

子供が、すねて不満な時によく出る仕草なので、わかりやすいと思います。

 

女性の場合は、自分の本心を隠したい時に出るとも言われています。

 

・不自然なうなずきをする人の心理

 

不自然なうなずきをする仕草は、ほとんど話に関心がない時に出る仕草です。

 

うなずくタイミングがズレている時や、うなずく回数があまりに多い時は、退屈している、聞く気がなく他の事を考えている、社交辞令といったことが考えられます。

 

たまに、うなずくタイミングがズレている時に、話を聞いていないなと思った経験はあると思います。

 

手の仕草からわかる心理(本音)

 

・手を隠す人の心理

 

手を隠す仕草で、手を後ろに回したり、ポケットの中に隠したりする人は、隠し事がある場合や自分の気持ちを悟られたくない時に手を隠す仕草をします。

 

「手の内を隠す」とよく使われますが、警戒心や不安があるから手の内を隠すのでしょう。

 

相手との関係は、まだ開かれていない状態かもしれません。

 

・手を組む人の心理

 

手を組む仕草は、敵対心や勘ぐっている時などに現れるしぐさです。

 

商談のときに、相手が手を組んでいた場合は、まだ悩んで勘ぐっている場合が多いので、結論を早めない方がいいかもしれません。

 

・口に手をやる人の心理

 

口に手をやる仕草は、本心を隠していたり、失言した時に現れる仕草です。

 

やましい気持ちや不安がある時に、口に手をやって安心感を得ようとしているのです。

 

・テーブルに肘をつく人の心理

 

テーブルに肘をつく仕草は、退屈している思いの表れでしょう。

 

暇な時や不満がある時など、肘をテーブルにつくことは、誰しも経験していると思います。

 

・鼻に手をやる人の心理

 

顔の真ん中にある鼻に手をやる仕草は、恥ずかしい、本心を隠したい時に現れる仕草です。

 

鼻全体を隠す仕草は、ウソをつく時にもみられる行動です。

 

余談ですが、ピノキオで嘘をついた時に鼻が伸びるのは、心理学で嘘をついた時に、鼻の温度が上がり赤くなることから作られたのかもしれませんね。

 

・頭をかく人の心理

 

頭をかく仕草は、強いストレスを感じた時にする仕草です。

 

よく悩んでいる時、無理難題を解決する時に頭をかく仕草をしますが、ストレスでかゆみが増し、気持ちを落ち着かせるためにしているのです。

 

テレビなどで俳優が頭をかく心理状況と、自分の心理状況が似ている時に、その状況を真似て頭をかく仕草をすることもあるでしょう。

 

完璧主義者、自己中心的な人に出やすい仕草とも言われています。

 

・腕を組む人の心理

 

腕を組む仕草は、強さや地位の高さを示したい時にします。

 

自分を守るための自己防衛の行為と言えるでしょう。

 

相手を威嚇するときなどは、腕組みも肘を前に出すような組み方をします。

 

・身の回りの物をさわる人の心理

 

身の回りの物をさわる仕草は、話に集中していない、話に興味がない時にとる仕草です。

 

よく話をしているのにスマホを触っている人を見かけますが、話は上の空で聞いていて、話に飽き飽きしている可能性があります。

 

あと時計をチラチラみる仕草をとる人も、時間を気にしているのを相手にさとらせるようにする仕草です。

 

しかし話す方は、嫌気がさして話すのをやめたくなりますよね。

 

話をやめてほしい時は、あえてこのような方法をとることで、相手は話す気をなくして話を切り上げるでしょう。

 

・コツコツ叩く人の心理

 

コツコツえんぴつや物をたたく人の仕草は、イライラしている時やせっかちな人に多い仕草です。

 

退屈で不快感を表すサインでもあります。

 

自信家で強引な人に多い仕草です。

 

・髪の毛や耳にさわる人の心理

 

髪の毛や耳にさわる仕草は、緊張や不安を感じている時と、甘えたい、かまって欲しい時に出る2通りの仕草があります。

 

女性に多くみられる仕草ですが、どちらの感情かを見極めなければ相手とかみ合わなくなるでしょう。
甘えたい、かまってほしい感情は、親しい関係の時なので勘違いしないようにしてください。

 

脚の仕草からわかる心理(本音)





・脚を開く人の心理 (男性)

 

脚を開く仕草は、開放的で好意を示していると思われます。

 

脚の開き過ぎは、小心者かもしれません。

脚を大きく開くことによって、相手を威嚇し自分を大きくみせようとしているのです。

動物が威嚇する時に、体を大きく見せる仕草と同じです。

 

・脚を左右に傾ける人の心理(女性)

 

脚を左右に傾ける女性は、美意識が高く、周囲の人によく見られたいと人目を気にする人の仕草です。

 

どちらかに足を揃えて傾けると、上品に見えて足の美しさが協調されるからです。

 

・脚を閉じる人の心理

 

脚を閉じている仕草は、相手を警戒して自分の領域に踏み込んでほしくないと思っている人に多い仕草です。

 

真面目な人に多いかもしれません。

 

・脚を組む人の心理

 

右足を上に組む仕草は、自分の世界に閉じこもる、自己主張出来ない内気な人が多いようです。

 

左足を上に組む人は、自分主導で積極的に話を進める人が多いでしょう。自分に自信がありリラックスして積極的な時にする仕草です。

 

姿勢の仕草からわかる心理(本音)

 

・胸を張って背筋の伸びた人の心理

 

胸を張って自分を大きく見せる仕草は、脚を大きく開く時と同じで、攻撃的、威嚇したいときに見せる仕草です。

 

背筋が伸びているなら、積極的、意欲的、前向きととらえるといいでしょう。

 

・背中を丸める人の心理

 

背中を丸めてしまう仕草は、萎縮している状態で、ストレスがたまっている時にでる仕草です。

 

相手を警戒して、受け身で自分を守ろうとしている気持ちが現れています。

 

・肩をすくめる人の心理

 

肩をすくめるのは、心理的な不安や心配事がある時にでる仕草です。

 

寒い時に肩をすくめることと同じように、肩をすくめることによって身を守っているのです。

 

・度々席を外す人の心理

 

何かの理由をつけて度々席を外す人は、場を切り上げたいか、話題を変えたい場合に多い仕草です。

 

退屈して嫌気がさしているのかもしれないので、早く察知することです。

 

・前傾姿勢で話を聞く人の心理

 

前傾姿勢の仕草は、話をもっと聞きたいと思っている時の仕草です。

 

話に興味を持っている時に、人は前傾姿勢になるものです。

 

・テーブルの上の物を端に寄せる人の心理

 

テーブルの上の物を端に寄せる仕草も同じで、話に興味があり、もっと聞きたい時におこる仕草です。

 

相手と自分の目の前にある障害を取り除こうとする心理で、距離を縮めるための仕草です。

話し方の仕草からわかる心理(本音)






・早口で話す人の心理

 

早口で話す仕草は、頭の回転が速く、結論を出すのが得意な人です。

 

急に早口になる時は、動揺をかくすためにウソをついている可能性があります。

 

・ゆっくり話す人の心理

 

ゆっくり話す仕草は、相手に合わせる余裕のあるおおらかな人です。

 

恋愛でゆっくり話すのは、大人の関係を期待しているのかもしれません。

 

・高い声をだす人の心理

 

高い声をだす仕草は、起こった時、興奮状態の時にでる仕草です。

男性の場合、緊張や動揺で高い声になります。

女性の場合、好きな人に声をかける時高い声になります。

 

・強弱がなく淡々と話す人の心理

 

淡々と話す仕草は、感情をあまり表にださない、引っ込み思案な人に多い仕草です。

 

あまり感情を表に表さないので、何を考えているのかわからないミステリアスな人と思われます。

 

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