起業する前に重要なのは、心構えや姿勢です。
誰でも最初(子供の頃)は依存状態にありますが、その依存状態から脱出できないと起業は難しいでしょう。
なぜなら起業家たちは、自立状態にあるからです。
目次
起業家が持つ充実したい欲求
まず、人間の欲求についてですが、誰でも楽をしたいという欲求があると思います。(依存型)それは人間の欲求であるので当たり前の事です。
しかし、もう一つの欲求で充実したいという欲求もあるのです。(自立型)
起業家達は、充実したい欲求をうまく活用しています。
起業して失敗しやすい人の特徴 (子供っぽい、甘え型タイプ)
依存度の強い人は、
責任は負いたくないので、新しい事にチャレンジしたくない!
責任は負いたくないので、誰かの指示を待つ!
面倒なトラブルは避けたい!トラブルに関わらない!
このような楽をするために取った行動は、存在価値も低くなり信用も落ちてしまうでしょう。
依存型の特徴
あなたが当てはまる項目があれば注意してください。
チェック1
楽することばかり考え、言われた事以外はしない。(他者管理)
チェック2
状況の変化を他人に期待して、指示を待つ。(他者依存)
チェック3
問題を他人のせいにして、問題から逃げる。(他者責任)
チェック4
他人が見ていないところではサボり、他人に認められるために行動する。(他者評価)
このように他者に全てを委ねてしまい、他人の人生を生きることになってしまいます。
起業して成功しやすい人の特徴 (リーダー、起業家タイプ)
もう一つの欲求である充実した生き方は、どうでしょう。
自立型の人ってどんな人でしょう。
・自分が責任を持って新しい事にチャレンジする。
・新しい事にチャレンジするので、スキルアップする。
・トラブルから逃げず、対処する。
このようなことから、存在価値も高まり、信用も増していきます。
自立型の特徴
こちらもチェックしてみましょう。
チェック1
自分自身が充実するために、出来ないことにもチャレンジする。(自己管理)
チェック2
状況の変化を自主的に作り出し、自分の可能性に期待する。(自己依存)
チェック3
問題の原因を自分自身にあると考えて、向上や、成長のチャンスと捉えて取り組む。(自己責任)
チェック4
他人が見ていないところでも頑張り、自分の信じた事を貫き行動する。(自己評価)
自分を改善する。自分が行動する。そのような人が自立型の考え方です。
このような自立型の考えの人は、自分で人生を切り開き、充実した人生を送ることができる。
起業するなら、まず自立型の人間になることです。
起業前にすること
起業セミナーを利用する
自立型人間になるために、起業セミナーを利用すると効果的です。
実際に起業した人の考え方や方法を学べる最短方法と言ってもいいでしょう。
法人設立から税務の事まで教えてくれる起業セミナーは、大変便利です。
起業して成功する手段や方法は多種多様(柔軟性が必要)
自立的考えが身につくと、次は、手段と方法です。
手段と方法は、無限にあるということと、絶対的に上手くいく方法はないという事です!
あらゆる分野において、成功する道のりは人それぞれ多種多様なのです。
このことから常にその時々にあったベストな方法を見つけていかないという事ですね。
激しく変化し続けるこの世の中で、今日上手くいった事が、明日はダメかもしれません。
企業でも、昔(高度成長期)の手法でやっているところは、倒産してしまうでしょう。
百貨店が伸び悩むのも、ネットで商品を購入する人が増えているからでしょう。
家に居ながら安く商品が手に入るのに、わざわざ、時間と交通費をかけて買いに行く人が少なくなるのは当たり前ですね。
アメリカのトイザラスがダメになったのも、消費者は、トイザラスに品物を見に行って価格の安いネットで購入する人が増えたからです。
日本のトイザラスは、まだ残っていますが…
ネットビジネスでも、昨日まで利益があった仕事でも、システムや規定が変わって収入0という事も度々起こっています。
常に時代は変化しているので、事業も生き方も、手段や方法を変えていかなければいけません。
自立型になる思考を、毎日心に留め習慣化させる!
問題が起きた事が問題ではなく、問題に対してどう考えるかが問題!
情報を集めて対処方法を考える。
・自分に問題、原因があると考える。
相手に問題がある場合も、自分の問題だと考える。
・状況の変化や他人に期待せず、自分の可能性に期待する。
自分がどれだけ出来るのかワクワクしながら期待する。
・今、自分が出来ることに全力で行動する。
出来ない事をやろうとせず、出来る事を全力でする。
・方法は変えても、目的を変えたり諦めたりしない。
方法や計画は変えても、目標、目的は変えず、達成するまで諦めない。
私の失敗談 他者責任は失敗の要因
国が悪い、社会が悪い、世の中が悪い、規定を変えたからとか、他のせいするのではなく、最初に言った、自分を変え行動する事が大切なのです。
他者責任は、依存型の考えで甘えが強い人の考えです。
〇〇が悪いから、変えてもらわないと上手くいかないという人は、駄々をこねる子供のようです。
〇〇さんが、あまり仕事しないから業績は上がりません。
そんな事を言う人は、他者に依存して『なんとかしてー』と言いたいのでしょう。
その『なんとかしてー』が私の失敗談なのです。
私の失敗談は、景気低迷で仕事の単価も下がり、利益が半減しました。
しかし私は、今までと変わりない仕事をしていて、自分の責任と捉える事ができませんでした。景気が悪いから自分の責任ではないし、どうしようもない事だと思っていたのです。
景気が悪くなった国の責任とまでは、思っていませんでしたが、他者責任でした。
『早く誰かなんとかして!』と、自分では何も行動を起こさず、他者依存状態にハマってしまいましたね。
収入が減っているにも関わらず、生活水準は変えず、結局事業収入も生活費も赤字になってしまいました。
この他者責任は、恐ろしい失敗要因です!
自己責任と捉えて、今自分に出来る事は何かを考えて行動していれば、廃業しなくてすんだと思います。
自分の人生を切り開くのも、事業で成功するのも、自立型の考えが出来るようにならなくてはいけません。
他にも目的を持たずに行動しているから、次に何したらいいのと、他人に頼る考えをしてしまうのでしょう。
目的がしっかりしていれば、次に何をするべきかわかります。
まとめ
自分の可能性に期待して、問題が起こった時は、原因は自分にあると考えて、向上や成長と捉えて乗り越える。
方法は変えても目的を諦めずに、自分に出来ることに全力を尽くす。
自立して存在価値や自己肯定感を高め、充実した人生を送り起業して成功しましょう。
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