仕事がうまくいかない、ミスしてしまう、失敗した、結果が出ないという経験は、誰にもあると思います。
そんな状態から抜け出す、原因と対処法をまとめてみました。
仕事がうまくいかない、原因と対処法
技術、知識、経験の問題
新入社員、部署移動など経験も技術も知識も低いということとであれば、あまり問題視する必要はないと思います。
誰でも初めから上手くいく人など、滅多にいないということです。
最初の頃は、上手くいかなかったり、ミスしたり、失敗したりしながら上達していくものです。
失敗やミスを一度もしたことない人間なんて一人もいません。このことをちゃんと受け入れてください。失敗やミスして当たり前なのです。
知識がなくて、失敗やミスをしてうまくいかないのなら、勉強して知識を取れば解決することです。
それ以外の失敗やミスした時は、反省して、なぜミスをしたのか?今回のミスをどうしたら改善出来るのかを考えて、実行していけばいいことです。
技術や経験不足に関しては、出来る人をメンターにして、いい所を盗み、学び、教えてもらうことです。
メンターがいれば、10年や20年の知識や経験を短期間で学ぶ事が出来ます。
経験は、時間もかかりますが、人より多くの行動をすることによって早まります。
数でいうと、一日10個作ることが出来る人と11個作る人では、一年250日働くとして、250個経験が多い事になります。
経験値を上げれば、いい結果が出る確率は高くなります。
心の問題
ほとんどがこの問題に当てはまるのではないでしょうか?
・ストレスが多い
ストレスの多い人は、心のエネルギー不足です。
情熱ややる気、集中力、決断力、判断力を低下させ、ネガテイブ思考になりがちです。
これでは、ミスや失敗が起こってしまいます。
ストレス耐性は、ストレスを乗り越えた時につく免疫のようなもので、小さなストレスから逃げないようにしてストレス耐性も身につけていきましょう。
小さな事にはクヨクヨしない!考えない!そんなこともあるさ!と笑っちゃいましょう。
ストレス解消法、ストレス耐性を身につける、ストレスを感じさせない思考法などを参照してください。
・不安や恐れや心配しながら仕事をして集中出来ない。
仕事でも仕事以外でも、心配事や不安や恐れを持っている時は、そのことに意識が向けられて集中出来ない状態です。
集中力や注意力が低下してしまうので、失敗やミスも出やすいでしょう。
目に見えない、起こるかどうかもわからない事に振り回されないように考えないようにしましょう。
・期限や納期、同僚との競争など、プレッシャーの中で仕事をしている。
期限や納期を考えて、焦り慌ててしまう状態は、判断力を低下させてしまいます。
同僚との競争意識が高まり過ぎると、勝つことに意識がいき、相手のことばかり気になり、本来の仕事の集中力、注意力は下がります。
ライバルがいるのは、やる気も上がりますが、あまり意識しすぎないように注意してください。
私の場合、ライバルは自分が立てた目標で、達成すれば勝ち、達成しなければ負けという考えです。
・他人と比較しない
・協力してもらえる所は、協力してもらう。
・効率を上げる、準備、段取り、計画を立てる
・うまくいかないのではないか、失敗するのではないか、ミスするのではないかなど、頭がネガテイブ思考になっている。
思考は現実化するとよくいわれますが、失敗するのではないか、ミスするのではないかと、頭が考えれば、当然その確率は高くなります。
例えば
うまくいかなかったらどうしようじゃなくうまくいったら嬉しいなぁと喜びを感じる。
ミスした事を考えるのではなく、ミスなしでできた時の充実感を感じる。
失敗を考えるのではなく、成功した時の達成感を感じる。
体の問題
・体の調子が悪い
誰しも体調が悪い時は、物事うまくいきません!
・睡眠不足や飲み過ぎ
睡眠不足や飲み過ぎは、脳の機能が低下するため、判断力も集中力も下がります。
交通事故もこの原因が多いのは、脳の機能低下によるものです。
仕事でも同じく、ミスや大事故にもなって当たり前のことです。
飲む量も同じく、仕事に差しさわりのない量を飲むように決めましょう。
職種の問題
生活の為に、気の進まない、嫌な仕事をしている。
これも心の問題でもあります。
嫌な事をして、いい結果がでるはずもないのです。
「好きほど物の上手なれ」ということわざにもあるように、好きな物は、上達も早いしうまくいくものなのです。
やりたかった仕事なのか?
好きな仕事なのか?を見つめ直して、本当にやりたい職業に転職するのがいいかもしれません。
人間関係の問題
嫌な人とコンビを組んでいる。
嫌な上司の下で働いている。
チームワークが取れない部署で働いている。
など、人に関わる問題です。
嫌いな人とどう関わるか、チームワークを作るにはどうすればいいかを学べれば、今後色々な場面で応用できるからです。
具体的には、別の記事で紹介していきます。カテゴリーのコミュニケーション心理学を参照してください。
仕事で結果を出す方法
仕事に対する心構え
仕事に対する心構えで結果は変わります。
仕事をする人の心構えは3つに分かれると思っています。
1、言われた(与えられた)事以上の仕事をする人
2、言われた(与えられた)事しかしようとしない人
3、言われた(与えられた)こともしようとしない人
自分がどの心構えで仕事をしているか、考えてみてください。
結果を出す人の心構えは、1の与えられた以上の事をする人です。自主性も身に付きます。
この心構えで仕事をすると、結果が出るだけではなく、周りから認められ、必要不可欠な人材になり、リストラとは縁遠くなるでしょう。
2も、そこそこの結果を出すことは出来ますが、大きな結果は期待できません。アイディアや工夫もあまり出てくることはないでしょう。
この心構えの違いは、仕事に対する基準値が違いで、おのずと結果も変わるという事です。
目標の有無
結果が出ない人の多くに目標がない人が多いように思います。目標がなければ、結果は出ません!
目標は、違った言い方をすると食堂でいう注文です。
注文がなければ、出てこないということです。
まずは、望む結果を明確な数字に表せる目標を持つこと!
必ず達成できると自分自身に誓うこと!
期日と時間設定
目標は持っているけど、期限設定、時間設定がされていない無計画な状態。
外食するにしても、遊びに行くにしても、期限、時間が決まっていなければ実現しません。
よく、いつか会おう、いつか行こうなどと「いつか」を使うことがありますが、実現する可能性は、かなり低いと思います。
卒業式の時、「いつかみんなで会おう!」と言った仲間と会ったことはないです。
結果を現実のものとするには、ハッキリとした日時を決めることで可能性は大きくなります。
時間を切った計画を立てることも可能性が広がります。
期限や時間を切るときに、余裕があり過ぎる計画を立てないように気を付けてください。メラビアンの法則でもあるように、30分で出来ることを1時間と計画すると、1時間かけてしようとする法則です。
確かに昔、DVDレンタルで、期限ギリギリまで見ないという事をしていました。
当日期限ならその日に観るのにね!
アイディア、工夫を出す想像性
先ほどの心構えの2と3の人は、なかなかアイディアや工夫を出すのは難しいと思います。
2に当てはまる人は、1の心構えをもっている人の自主性はあまりなく、依存度が高いのです。
言われたことはするけど、言われなかったらしない指示待ち人間になる可能性も出てきます。
より多くの仕事をしようとする1の人は、工夫やアイディアを出さなければ、多くの仕事が出来ないので自然と出てくるものなのです。
効率をよくしよう、時間に間に合わそう、楽に出来る方法はないかと考える人には、アイディアや工夫がひらめくのです。
まとめ
なぜ、うまくいかないのか、失敗やミスをしてしまうのか、当てはまる箇所を改善し、いい結果が出せる心構えをもって、うまくいった達成感を味わってください。
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