いつも誰かと一緒にいたいという思いが強いと孤独や不安を強く感じる!

コミュニケーション心理学

いつも誰かと一緒にいたいと思う人がいます。

誰かと一緒にいたいという欲求は自然な欲求ですが、そのような親和欲求が強すぎる人は、その思いが満たされない時に不安や孤独を強く感じることになります。

この傾向は、男性よりも女性に多いようですね。

不安や孤独を感じることが多い人は、一度チェックしてみて下さい。

 

一緒に居たいと思う親和欲求

 

一緒に居たいとと思う親和欲求は、自然な欲求で社交性や協調性があって場を和やかにするメリットがあります。

家族と友達と恋人と夫婦で一緒に居たいと思う気持ちも親和欲求です。

この親和欲求が強すぎると、デメリットもあるのでチェックしてみてください。

 

女性の方が一緒に居たいと強く思う

 

女性は、子供を育てていく立場で、他の女性との協力を必要としています。感情交流でコミュニケーションを取り親和性が男性よりも強いからです。

 

学生の頃、女子が机を囲んでお弁当を食べたり、一緒にトイレに行ったりするのは、この親和性の高さだと思います。

 

そのようなことから、結婚するまでも結婚してからも女性の方が、一緒に居たいと思う気持ちが高いのかもしれませんね。
その気持ちに応えられない男性の結末は・・・想像におまかせします。

 

長男、長女、一人っ子、社交的な人も親和欲求が高い傾向にあるそうです。

 

いつも一緒に居たい親和欲求が高い人の特徴




 

・仲良しグループと常に一緒に行動する
ランチをいつも一緒に行く、買い物も一緒に行く、休日も一緒に行動する、トイレまで一緒に行くといった人は、非常に親和欲求の高い人だと思われます。

 

・他人の承認を求めることが多い

共感、承認、賛同を求める人は、人一倍自分を受け入れてもらい安心したいと思いから、親和欲求の高い人だといえます。

 

・自分の意見に反する人に強い拒否反応する

承認の反対で、敵対する人に強い拒否反応をする。好き嫌いが激しいかもしれません。

 

・電話やメールをするのが好き

孤独を嫌う為に常に電話やメールをして誰かと繋がりを求める。

 

・SNSにハマっている

リアルで一緒に行動する人がいない場合、SNSで繋がりを求め安心感を得ようとする。

 

・才能ある人より、親しみやすい人を選ぶ

才能ある人より、いつも一緒にいてくれそうな親しみやすい人を選ぶ。

 

不安、恐怖、孤独を感じる時は親和欲求が高くなる

 

震災が起きた時に、結婚相談所などのサービスへの申し込みが急増したといいます。

病気になった時も、誰かそばに居て欲しいと思うのも不安になっているからでしょうね。

失恋した時に恋に落ちやすいのも、孤独から逃げたい思いから誰かと一緒に居たい思いが高くなるのでしょう。

 

私の体験でも、親和欲求が高くなった時期がありました。

 

病気の時はそうでもなかったのですが、離婚して娘と離れ一人になった時には、誰でもいいのでそばに居て欲しいと思いました。

 

不安、孤独、寂しさから誰か・・という思いでした。
その時そばに居てくれる人がいたなら、天使に見えたと思います。

 

しかし現実一人で乗り越えることが出来てよかったと思っています。

 

なぜなら、もし誰でもいいからと思って出会っていたら、自分の感情を埋めてもらうための存在で、出会った人に失礼な結果になったと思います。

 

親和欲求のデメリット

 

・親和欲求の高い人は、部下の能力よりも部下との親しさで判断してしまう傾向にあるようです。

 

そのようなことから、部下を公平に扱えないようになるのと、親しい部下に間違いを指摘したりすることができないということが起こります。

 

そうなると、まわりの人から「なんであの人だけ」と反感を持たれてしまいます。

私もそのような上司にあたった経験は何度もあります。

きっとほとんどの人が経験している事ではないでしょうか?

 

・親和欲求が高すぎると、先ほどの震災や病気、失恋の時に、間違った人を選んでしまう可能性が高くなります。

 

ただ誰かと一緒に居たいという欲求を満たすだけの相手だからです。

 

先ほど言った私の体験からもそう思います。

 

自分も相手も嫌な思いをすることがないように、自分の感情をしっかり見つめなおすことをしてみてはどうでしょうか?

 

・社交性があるのでトラブルも多くなるでしょう。

親和欲求の弱い人は、一人がすきであまり人と関わらないので人間関係のトラブルは減りますが、親和欲求の強い人は、常に誰かと関わろうとしているので、その分トラブルも多くなるという事です。

 

・嫉妬心も強くなる

 

いつも一緒にいないと不安になり、嫉妬深くなってしまうということです。

嫉妬深い人は、こちらの記事を参考にしてください☟

疲れる!嫉妬心をなくしたい!嫉妬深い人の特徴、原因、対処法

 

 

もし思い当たるところが多い人は、自覚して少し行動を変えていくように意識してみてください。

 

 

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